
調光フィルムの施工は、ガラスに透明・不透明の切り替え機能を付加できる施工方法として、オフィスや商業施設、医療施設などさまざまな空間で導入が進んでいます。
しかし「調光フィルム施工」と一言でいっても、「先貼り施工」と「後貼り施工」の2種類があり、ガラスの状態や施工タイミングによって最適な方法が異なります。
本記事では、調光フィルム施工の種類や違い、施工の流れ、費用の考え方まで、導入前に知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
目次
調光フィルム施工とは?
調光フィルム施工とは、新設または既存のガラスに特殊フィルムを貼り付け、電気のON/OFFによって透明・不透明を瞬時に切り替えられるようにする施工方法です。
主に以下の用途で採用されています。
- ・会議室・ミーティングルームの目隠し
- ・オフィスのガラスパーテーション
- ・医療施設・ホテルのプライバシー確保
- ・ショールーム・商業施設の演出
調光フィルムの施工方法は2種類(先貼り・後貼り)
調光フィルム施工は、大きく以下の2種類に分かれます。
- ・先貼り施工(新設ガラス)
- ・後貼り施工(既設ガラス)
主な違いは以下の通りです。
- ・ガラスの状態(新設か既設か)
- ・電極・配線の納め方
- ・施工タイミング
| 施工方法 | 対象ガラス | 特徴 |
|---|---|---|
| 先貼り施工 | 新設ガラス | 電極をサッシ内に納められる |
| 後貼り施工 | 既設ガラス | 既存ガラスに施工可能 |
先貼り施工(新設ガラスへの調光フィルム施工)
先貼り施工とは、新設ガラスに対してガラス施工前に調光フィルムを貼り付ける施工方法です。
新築工事や大規模改装時に採用されることが多く、仕上がりの美しさが特徴です。
- ・電極をサッシ内に納められる
- ・配線が見えない
- ・デザイン性が高い
ガラス業者様と相番作業が必要なため、工事の日程に関しては調整が必要です。
▼先貼り施工の詳細はこちら
後貼り施工(既設ガラスへの調光フィルム施工)
後貼り施工とは、既に設置されているガラスに調光フィルムを貼り付ける施工方法です。
既存のガラスパーテーションを活かしたい場合に多く採用されています。
- ・既存ガラスをそのまま活用できる
- ・ガラス交換が不要
- ・施工日程の調整が柔軟
一方で、電極や配線は外部に出るため、アングルで目隠し処理が必要になります。
▼後貼り施工の詳細はこちら
調光フィルムの後貼り施工とは?既設ガラスへの施工方法と流れを解説
調光フィルム施工で注意すべきポイント
■電源の確保
調光フィルムは電気で透明・不透明を切り替えるため、ガラス付近に100V電源が必要です。
天井裏や近傍の電源から分岐するケースが一般的で、事前の電源計画が重要になります。
■施工スケジュール
Kasmyは受注生産のため、製作から施工完了までの目安は約3週間です。
特に新築で先貼り施工を行う場合は、ガラス工事との工程調整が必要になるため、余裕を持ったスケジュール設定をおすすめします。
調光フィルム施工の流れ(全体)
調光フィルム施工は、先貼り施工・後貼り施工いずれの場合も、以下の流れで進みます。
- ・概算見積りのご依頼
- ・現地調査または図面確認
- ・ガラスサイズの確定
- ・フィルム製作(約3週間)
- ・施工(先貼りまたは後貼り)
- ・電源接続・動作確認
施工方法によって工程は異なりますが、事前に流れを把握しておくことでスムーズに導入できます。
調光フィルム施工の費用について
調光フィルム施工の費用は、以下の要素によって変動します。
- ・ガラスサイズ・枚数
- ・施工方法(先貼り/後貼り)
- ・現場条件
調光フィルムの施工は材工で承っています。全国出張対応のため地方の場合は出張施工費用がかかります。
施工方法の選び方
■先貼り施工がおすすめ
- ・新築・新設ガラス
- ・デザイン性を重視したい
- ・コストを抑えたい
■後貼り施工がおすすめ
- ・既存のパーテーションを活かしたい
- ・ガラス交換をしたくない
- ・納期的に先貼り施工ができない
まとめ
調光フィルム施工には「先貼り施工」と「後貼り施工」の2種類があります。
既設ガラスには後貼り施工、新設ガラスには先貼り施工が適しており、用途や条件に応じた選定が重要です。
施工方法に迷われた場合は、計画段階からのご相談も可能です。
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