
PDLC調光フィルムは、スイッチ操作によってガラスを透明・不透明に切り替えられる機能性フィルムです。
オフィスや商業空間、医療施設などを中心に、意匠性と機能性を両立できる建築素材として採用される場面が増えています。
本コラムでは、Rガラスや特殊形状ガラスといった「目隠し計画が難しいガラス」に対して、調光フィルムKasmyがどのように活用できるのかを解説します。
目次
意匠性を重視したガラス計画と目隠しの考え方
近年の内装計画では、空間の広がりや軽やかさを演出するために、ガラスを積極的に用いるケースが多く見られます。
特にオフィスや商業空間では、以下のような仕様が検討されることも少なくありません。
・Rガラス(緩やかな曲面ガラス)
・台形や多角形などの特殊形状ガラス
・フレームを極力見せないガラスパーテーション
・パーテーションと一体化したガラスドア
これらは空間をすっきりと見せ、デザイン性を高める一方で、後から目隠しを検討する段階になると、選択肢が限られてしまうことがあります。
■カーテン・ブラインドがなじみにくいケース
一般的なカーテンやブラインドは、直線的で標準的な開口部を前提に設計されているため、
・曲面ガラスでは納まりの工夫が必要になる
・レールやボックスが視界に入りやすい
・ガラスのラインや連続性が分断されて見える
といった点が、意匠面で課題になることがあります。
特に設計段階で
「ガラスの存在感を活かしたい」
「余計な要素をできるだけ足したくない」
と考えられている場合、目隠しそのものがデザインノイズになってしまうこともあります。
■ガラスの表情を切り替えるという選択肢
こうしたケースでは、目隠しを“後付けする”のではなく、ガラス自体の見え方を切り替えるという考え方が有効になります。
調光フィルムKasmyは、ガラス面に直接施工するフィルムタイプのため、
・ガラスの意匠を損なわない
・形状に合わせた加工・施工がしやすい
・必要なタイミングだけ視線をコントロールできる
といった特長があります。
そのため、Rガラスや特殊形状ガラスを用いた空間でも、デザイン性と目隠し機能を両立しやすい手法として採用されています。
Rガラス・特殊ガラスに調光フィルムが適している理由
Kasmyはフィルムタイプの調光フィルムであるため、サイズや形状の自由度が非常に高いのが特長です。
直線的なガラスだけでなく、緩やかなカーブを描くRガラスや、特殊な形状のガラスにも対応できます。
緩やかなカーブを持つRガラスであれば、ガラスの曲面に沿って施工することが可能で、カーテンレールやブラインドを設置しにくい場所でも、すっきりとした目隠し計画が実現できます。
■特殊形状ガラスへの具体的な対応例
Kasmyでは、以下のような加工・施工実績があります。
・斜めカットや台形など、個性的な形状のガラス面への施工
・丸穴・角穴加工(ドアの取っ手や金物位置に合わせた加工)
・ガラス扉(開き戸・引き戸)への施工
フィルムをガラス形状に合わせて加工できるため、パーテーションとドアを一体感のあるデザインでまとめることも可能です。
細いガラス面や小さなサイズ、格子パーテーションへの施工実績もあり、意匠を優先したガラス計画にも柔軟に対応できます。

カーブガラスへの施工事例の詳細はこちら
ガラスドアへの施工にも対応
調光フィルムは、固定ガラスだけでなく、ガラスドアへの施工も可能です。
ドアの構造や開閉方式、使用頻度などを個別に確認する必要はありますが、ガラスパーテーションとドアを同じ表情でまとめたい場合には、有効な選択肢となります。
ガラスドアへの施工事例に関するコラムはこちら
調光フィルムの色の選択肢
Kasmyの調光フィルムは、ホワイトとダークグレーの2色から選択できます。
空間を明るく保ちたい場合はホワイト、落ち着いた印象やデザイン性を重視する場合はダークグレーなど、用途や内装デザインに合わせた選択が可能です。
ダークグレーの施工事例についてはこちら

調光フィルムを選ぶメリット
・サイズや形状の自由度が高い
・Rガラス・特殊ガラスにも対応できる
・カーテンやブラインドを設置できない場所でも目隠しが可能
・ドアや可動部を含めた一体的なデザインが可能
・空間の印象を変えずにプライバシーを確保できる
まとめ|特殊形状ガラスでも、目隠しはデザインできる
Rガラスや特殊形状ガラスは、空間に個性と軽やかさをもたらしますが、その分、目隠しの計画には工夫が求められます。
調光フィルムKasmyは、ガラスの意匠を損なわず、形状に寄り添いながら視線をコントロールできる建築素材です。
「カーテンやブラインドを使わずに目隠ししたい」
「ガラスのラインを崩したくない」
そんな設計意図を実現する選択肢のひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか。

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